【第7話】
ハワイ出産費用は200万円超え?!
〜二重国籍の我が子の教育事情?!〜 |
それでは本編に入る前に、今回はハワイの紫外線のお話しを〜♪
『ハワイのビーチで日焼けしたいな〜♪』という方も多いと思いますが、ハワイの紫外線は日本に比べて3倍以上強いそうです。
特にどうしても肌の露出が多いビーチでは、”2時間おきに日やけ止めを塗り直しましょう〜”と推奨されているのですが、
日焼け止めの効果が薄れてしまうと、気付いた時には火傷状態になってしまっていた、、、(;´д`) なんてことが、本当に起こってしまうからなのです。
『肌が痛くて、夜眠れなかった、、、(涙)』なんてことにならない為にも、ハワイでの紫外線対策はバッチリ行って下さいネ〜♪(日焼けの後は、ABCストアでも買えるアロエローションがオススメです〜 ^^)
あることをきっかけに
初めて訪れたハワイで
↓
女神のおばちゃんから
『人生変えられるわよ』
という言葉を受け取ったことを皮切りに
↓
10年越しで
【ハワイ移住の夢】
を叶えることができました。
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これで人生ハッピー♪
↓
そう信じていた浅はかな私が
失敗・学び・そして出逢いに翻弄され、
遠回りしながらも歩み続けた先は、
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まるで
”人生の青写真”
にあらかじめ描かれていた
↓
『1本の道』
へと導かれている
かのようだったのです。
↓
その背景にあった出来事を
引き寄せの法則や
ハワイの生活事情と合わせて
お届けしています♪♪
それでは、【第7話】を
お楽しみください♪♪v
ハワイ出産までに行う検診って日本とどう違うの?
↓
『人生変えられるわよ』
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という、人生観がずっしり詰まったその一言に後押しされ、帰路の飛行機の中で『ハワイ移住』を神様に誓った私は、その翌日から早速『ハワイ移住プロジェクト』を始動しました。
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それから6年半続いたそのプロジェクトは、留学、そして、アメリカ永住権抽選プログラムに4度目にして当選という形で約10年後に無事完結したのです。
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ふと振り返って気づいたことは、夢を叶えるために無意識で行っていたことは『引き寄せの法則』そのものであったということでした。
↓
その後、人生のパートナーと巡り合った私は、国際結婚&憧れのハワイウェディングという新たな夢も叶えることができ、新婚生活に仕事と充実した日々を過ごしていたところから、今回のストーリーが始まります♪
ハワイの風がなんとも心地良く、このまま流れるように幸せな時間はずっと続いていくのかと思っていたそんなある日のことです。
それまでには経験したことのないような違和感を身体に感じ、
もしかして、、、?!!
と、そんな予感は見事に的中し、妊娠していることが判明したのです。
もちろん主人も私も喜びでいっぱいではあったのですが、
と、ようやく手に入れた憧れの海外生活に、不安や心配などは皆無に等しいほど感じていなかったものの、妊娠という現実に突然我に返り、頼れる家族は誰もいない海外で主人と2人だけの子育てが始まるという事実にようやく気付いた状態でした ^^;
今思うと、幸いなことにハワイの友人の1人がこの時妊婦さんだったので、その友人が私の精神安定剤になっていたのだと思います。
日本語を話せる産婦人科医さんがいらっしゃる、、、という情報はすでに知っていたので、慌てふためくことはなかったのですが、日本語が話せるとはいえ、先生は日系人の先生で診察はアメリカンスタイル。
産婦人科医さんは日系人の先生でしたが、内科や歯科、小児科は日本人の先生がいらっしゃるので、いざという時に日本語でお話しできるのは本当に心強いです ^^
それはどういうことかというと、検診の最大の楽しみであるはずの赤ちゃんのエコー写真を撮ってもらえるのは最初の2回のみで、その後の検診では赤ちゃんの心音を聞くだけという、なんともあっさりしたスタイルなのです、、、(^◇^;)
日本の妊婦さんは、検診に行く度にエコーを撮ってもらえると聞きました ^^
妊娠16週目に4Dの画像を撮り、赤ちゃんの性別はこの時に判明したのですが、この時が出産前に撮った最後のエコー写真でした。
日本の産婦人科と比べると、妊婦さんの体重増加について厳しく指導されることもないようで、ドキドキしながら迎える4週に1度の検診はいつもサクッと終わってしまい、毎回拍子抜けしてしまうほどでした(笑)
日本の友人が妊婦さんだった時には、
先生に怒られたヨォー
なんて話しを聞いていたので、体重の増加について何も言わない先生に不安を覚える私でしたが、明るくチャーミングな産婦人科の先生に質問を投げ掛けても、
『大丈夫よぉ〜〜〜♡』
と、いつでもとびっきりの笑顔で交わされ、まるでエンジェルのような先生の笑顔を頼りにハワイ出産を乗り切る決意をしたのです(笑)。
ハワイで緊急帝王切開!出産から退院までたった○日の出産事情?!
一年中半袖で過ごすことができるハワイではあるのですが、そんなハワイも、実は雨季(11月〜3月)と乾季(4月〜10月)という季節に分かれており、この時は、常夏ハワイという言葉がぴったり当てはまるような、爽やかな乾季の季節を迎えていました。
雨季といっても、5分ほどで止むような雨が降りやすいというだけで、1年中半袖&ビーチで泳ぐことができます〜♪
健康だけには自信があった私は、お腹だけは大きかったものの出産予定日の10日前まで仕事をこなし、普段と変わらない日常を過ごしていました。
(詳しくは、第8話で書いているのですが、出産後はハワイの高額な保育園費用も考慮して、仕事を一旦辞めることにしていたので、その分、ギリギリまで働きました、、、(^◇^;))
日本では里帰り出産をする方も多いのかもしれませんが、大きなお腹を抱えて私が飛行機に乗るわけにもいかず、、、
距離にすると6,000キロ超えという大移動のもと、母が駆けつけてくれ、出産ムードも一気に高まりました ^ ^
母のスーツケースの中は、赤ちゃんグッズと日本食で溢れかえっており、ハワイでは日本食が手に入りやすいとはいえ、こちらで購入できないようなものもあったりと、我が家の食卓事情が急にお祭りモード全開〜♪
といった感じで、私のテンションも上がると同時に、普段離れて生活している分余計に、母のありがたみを感じずにはいられない時間を過ごすことができました。
新生児用の洋服も日本から持ってきてくれたのですが、アメリカのものは頭からスポット被せるタイプのものが多く、見るからに着せにくそうなものが多いのですが、その点、日本製って首元が大きく開くようになっていたりと、新生児にもママにも優しく作られていて重宝しました。
ハワイにもユニクロがやってきたので、今では日本の新生児服なんかも買えちゃうようです♪
その他には、肌触り抜群の肌着や体を洗う時に使う柔らかガーゼ、離乳食を作る際の便利グッズなどなど、、、。
海外に来てからというもの、日本の痒いところに手が届く的なサービスがやけに目立ってしまい、小さなことに感動できるようになりました (*≧∀≦*)
ある意味、幸せですよね〜 笑
出産準備も万端に整っているにも関わらず、予定日をすぎても一向に産気づく気配もなく、普段と変わらない毎日を過ごしていたのですが、検診に行く予定だったその日の朝に僅かな陣痛を感じたので、念の為、入院できる準備をし、主人と母にも付き添ってもらって病院へと向かいました。
実は、母がハワイに滞在できる期間は決まっているにも関わらず、この時すでに出産予定日を7 日ほど過ぎていたので、母がいてくれる間に早く出産しなきゃ、、、と、やや焦り気味だったのです(笑)
というわけで、テレビドラマのワンシーンかのように大騒ぎしながら病院へ、、、ということもなく
やっと、きた〜っ(^^;;
と、3人揃って、半ばホッとしていた状態でした (^◇^;)
案の定、私はそのまま入院することとなり、検査や採血が終わると広い個室に移され、いつ本格的な陣痛が始まっても大丈夫なようにと準備も万端♪
お産もこのお部屋で行います♪
大きな窓から明るい光が入り、清潔で広々としたお部屋は、お産の不安をかき消してくれるかのようにリラックス効果抜群の空間でした。
お部屋の中には、付き添いの人が仮眠できるように、簡易ベッドになるタイプのソファーも置かれており、
僕も泊まれるネ〜 ^^
なんて、主人もこの時まではまだ楽しそうに話ていたのですが、、、まさか、長丁場なお産になるとは、この時誰も予想していませんでした、、、(;´д`)
アメリカでは産後の負担を軽減するため無痛分娩が主流ではあるのですが、できれば自然分娩したいと思い、先生の承諾も得て麻酔を打たずに痛みに耐えることにしたのです。
日本で出産していたらきっと自然分娩していただろうと思うと、私も自然分娩に挑戦してみたいと思ったのです。この時は、アメリカでの辛い産後事情は何も考えていませんでした、、、 ^^;
と、エンジェル先生も私の意思を汲んで下さり、そう仰って頂いていたのですが、本格的な陣痛が始まると今までに経験したこともない腰まで響くようなお腹の痛みが、、、。
出産直前になると麻酔が打てなくなってしまうので、麻酔を打つタイムリミットはあるそうです、、、
普段、超健康体なあまり、滅多に引かない風邪を引いてしまうと、少しの熱や頭痛などに大袈裟なまでに弱いことをうっかり忘れていた私は、
と、逃げ道がなければ引き返すことができない道のりも、
”麻酔”
という逃げ道を知っていた私は、情けないほどに、
即ギブアップ
何か成し遂げたいことがある時は、あえて逃げ道を封じた方が良いという教訓になりました ^^;
麻酔を打ってもらうとすぐに楽になり、あとは、我が子がお腹から出てくるのを待つのみではあったのですが、なかなか赤ちゃんが出てくる気配はなく、とうとうそのまま一夜が明けてしまいました。
:
まだ薄暗い中にオレンジ色の優しい光が差し込み、病室の窓から見える朝焼けがとても綺麗な朝でした。
私の不安をかき消してくれるかのような穏やかな早朝の時間とは裏腹に、陣痛が始まってから24時間が経過しても赤ちゃんが出てくる気配はなく、急遽、その日の午後に帝王切開することとなってしまったのです。
そんな中、主人はというと、、、まともに食事ができていない私の横で、遠慮なくランチを食べる
しかも、
美味しそうに、、、
という、まるで妊婦を逆撫でするかのような私の殺気も気にすることなく、まさかのマイペース (^^;;。
苦しくも、そんな主人の超マイペースな姿に、私の帝王切開への不安はいつの間にかかき消されてしまっていたのでした、、、ww
平常心で相手の気を紛らすって、、、案外、高度な技を使っていたのかもしれないですね、、、(^◇^;)
そして、ようやく我が子と対面できるという喜びと緊張を胸に、病室と同じ階にある
手術室
へと運ばれました。
手術室には先生や看護師さんが10名ほど手慣れた感じで準備をしており、笑顔しか見たことがないほど優しいエンジェル先生も、この時ばかりは戦闘モードに突入〜といった真剣な眼差しで、先生の貫禄とオーラに緊張感が漂いました。
お腹を
押すからねっ!
と、エンジェル先生が言ったかと思うと、私が思っていた以上の圧力が溝落ちあたりに2回ほどかかり、予想以上の腹部の圧迫に驚く間もなく、元気な我が子の鳴き声が手術室に響き渡りました。
手術室に入ってからの時間は本当にあっという間の出来事でしたが、1日がかりの出産を無事に終えた私は、こうして我が子と無事に対面することができたのです。
夢ばかりを追いかけて生きていた私の、
新たな夢
を叶えさせてもらうことができた瞬間でした。
手術室の中には私しか入ることはできなかったのですが、手術室の外では主人と母と2人感極まっていたようです。言葉の壁はあっても喜びは一つですね〜 ^^
ですが、、、
そんな感動の我が子との対面も束の間、、、
信じられないかもしれませんが、アメリカでの出産は通常1日しか入院させてもらえず、病院とはあくまで
場所”
という定義なのだそうです (;´д`)
日本の出産事情を友人から聞く度に、出産とは国によってこんなにも違うものかと日本の至れり尽くせりな待遇に憧れを抱かずにはいられないのでしたww
日本では自然分娩で5日、帝王切開だと7日の入院でホテルのような対応をしてくれる産院もあると聞きました。
緊急で帝王切開した私はというと、、、入院は延長されることとなったのですが、その日数は、驚くことに、なんと、、、
【1日延泊】
のみ (^◇^;)
合計2泊の入院でした、、、(涙)
2日間の入院を終えようとしていた時点で、切り傷の痛みを我慢しながらゆっくりと歩ける程度だった私は、
まさか、この状態で家に帰されちゃうの??!
と、身体の回復具合からみても入院がもう1泊延長になるのではないかという期待を微かに抱いていたのですが、
車椅子
を用意され、有無を言わさず退院させられたのでした (^^;
そして、日本の手厚い妊婦さんケアとはなんと素晴らしいものだろうと、この差を肌身に感じながら、我が子と家路に着き、親子3人での新たな生活が始まったのです。
ハワイで出産費用はいくら?海外出産で気になるアメリカの保険事情
出産から3週間は母がいてくれたので助かりましたが、その間も、突然、歩けなくなるほどに足の付け根が痛み、整体師さんのところへ通うという波乱万丈なママ生活がスタートしました。
そして、、、
やっと少し落ちついたかな、、、と思っているところに病院からの
請求書
が届きます、、、(;´д`)
アメリカでは、日本のように入院費や治療費をその場でお支払いするのではなく、入院した本人でさえ入院したことをすっかり忘れてしまった2、3ヶ月後という絶妙なタイミングに病院の請求書が自宅に届くのですが、出産の際も同様、初めての育児に絶賛、奮闘中〜♪
という、タイミングでその請求書は届きました ^^;
アメリカの医療費は高額で、特に癌などになってしまうと高額な治療費を払うことができずに
自己破産
してしまう人も少なくないという話は、アメリカに住む人であれば多くの方が承知していることです。
というわけで、出産に限らず、忘れた頃に届く病院からの請求書はまさに
恐怖の郵便
です、、、(笑)
道端で人が倒れていたので周囲の人が救急車を呼んだところ、倒れた本人が高額な救急車の費用を支払いたくないために、救急車に乗ることを拒否する、、、なんて、そんな話しもあるほどです (^◇^;)
日本のように出産育児一時金や出産手当金もなく、病院から届いた請求書は$2,500 ほど。
($1=100円の計算で、約25万円)
請求書には、健康保険が支払ってくれた金額も全て書いてあるのですが、日本円にして250万円ほどの費用だったと思います。
アメリカの健康保険は国で定めた一律の保険ではないため、保険でカバーされる割合は個人が持っている保険によって異なります。保険を持っていない人は、出産にかかった費用を全額請求されることとなります。
また、アメリカって、
育児休暇
などが整っているようなイメージがありませんか?
私は、アメリカという国に勝手なイメージを抱いていたのですが、驚くことにそれは
正反対
なものでした。
2011年当時の私が調べたところ、出産後、12週間までは休職が許されるという規則はあったものの、それも会社の規模によるもので、さらには、経済面で支援してもらえるというものでもありませんでした。
そのため、出産から12週間以内に仕事復帰するか、退職するかという選択肢に迫られ、特に高額な0歳児の保育園事情(1カ月$1,200(約12万円)以上)を考慮し、私は一旦離職する道を選びました。
AmazonやAppleのような大企業では、独自の育児休暇制度が設けられているようです。
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