【第8話】海外子育て主婦も悩みは同じ! 〜仕事と育児の壁は世界共通?!〜

連載ストーリー

「女神のおばちゃんとハワイと私」【第7話】をお読み頂き、ありがとうございました。

本編に入る前に、ちょっとハワイのお話しを♪

海外旅行で困ることの一つに、”チップの習慣”を挙げられる方も少なくないのではないでしょうか?

チップを簡単に解釈すると、【サービス料は、、、】ということになりますが、サービスがあっての日本の文化からすると、なんとも理解し難いですよね ^^;

『いつ、チップを渡したらいいのか分からない・・・(^◇^;)』という声もよく聞くのですが、感謝の気持ちを表すものなので、受けたサービスに対してありがとうという気持ちで、別れ際にさりげなく握手をするように渡されると自然です。

(アメリカに住んでいても、未だチップの習慣には慣れません〜(^◇^;))

それでは、前回までのあらすじです👇

【前回までのあらすじ】

アメリカでの妊婦体験記や急遽帝王切開となってしまったにも関わらず、入院できたのは2泊のみだったというちょっと切ないアメリカでの出産を経験。日本語教育に必死な海外でのバイリンガル子育て事情についても綴っています♪

それでは、第8話をお楽しみください

(•ө•)♡

海外でも大変!仕事と子育ての両立

『ハワイに住みたい!』20歳の頃に抱いた夢は、アメリカの永住権抽選に当選というまさかの手段で10年越しに叶えることができ、その後も結婚・出産と、想像していた未来が次々と現実となっていったのです。

ですが、、、

元々、専業主婦に憧れていたものの、島国&リゾート地というハワイの物価が高いことはいうまでもなく、専業主婦なんて悠長なことも言っていられない状況に直面した私は、子どもを保育園に預けて仕事復帰することにしたのです。

そんな私の日課は、、、というと、

早朝5時30分に鳴り響く目覚まし時計に起こされ、子供のお弁当作りに、洗濯、掃除、仕事、子どもの送迎、そして、締めくくりは、

(今夜の夕飯は何にしよう、、、?)

と、毎日のことながらも、頭は常にフル回転状態でそして気付くとまた元気に鳴り響く目覚ましの音で朝を迎える、、、

という、まさに回し車の中をクルクルとエンドレスに走り続けるハツカネズミのように、日々のルーティンに追われた状態でした。

(トロピカルなハワイ生活とは無縁のハワイ生活ですネ、、、(^◇^;))

さらに、食事に関してはここで一言申し上げさせて頂きますと、、、

ハワイでは、アヒポケという生のマグロを塩やお醤油であえたものが伝統料理の一つでもあるほど、生魚やお寿司も人気なのですが、主人はザ・アメリカン的な食事を好み、、、なんと、お魚嫌い、、、(´Д` )

(特に、焼き魚の匂いは嫌がられ、、、 さらに、私は全く気にならないのですが、主人が食べ慣れていない大根が冷蔵庫に入っているのも匂うそうです、、、育った環境って偉大だということが、冷蔵庫の小さな世界からも伺えますネ (;´д`))

若かりし頃は、アメリカへの憧れもあってか、(食事なんて何でも大丈夫〜♪)とドーンと余裕で構えていた私も、歳を重ねるごとに和食への愛は年々増すばかりで、好きなもの(お寿司)を一緒に食べておいしさを共感できないということは、ちょっぴり寂しいことに後々ながら気付きました ^^;

ここ数年は、Uber Eatsなどのデリバリーがハワイでも盛んですが、一昔前までは、『ちょっと今日は疲れたから出前取っちゃおう、、、』なんて言っても、日本のようにお蕎麦、カツ丼、ラーメン、チャーハン、お寿司、なんて、考えただけでウキウキしちゃうような選択肢があるわけでもなく、デリバリーメニューはただ一つ!

”ピザ”

のみでした(笑)

(UberEatsのおかげで、日本の出前文化が世界中で楽しめるようになっちゃった感覚ですネ♪文明の進化を感じます♪)

話がそれてしまいましたが、そんな我が家の微妙な食事事情に加え、第7話のお話しでも書いていたように高額な保育園事情もとても切実な問題です。

平均的な1ヶ月の保育料:

・0歳児:約12万円

・4歳児:約6万円

※週に3日間のみ、または午前中のみのプログラムなどを開催している保育園もあります ^ ^

(幼稚園は小学校に入学前の1年から(5歳〜)義務教育として位置づけられたものになります。)

共働き世帯の多いハワイでは、義務教育が始まるまでの高額な保育園事情を考慮して、保育園ではなくおじいちゃんやおばあちゃんに子どもを預けている家庭も少なくありません。

”結婚したら

実家の近くに住むといいよ〜”

なんて、独身時代に大先輩方からのありがた〜いアドバイスを幾度となくと頂いてはいたものの、

『気合いでなんとかなるっ!』

と夢を追いかけることだけしか考えていなかった当時20代の私にそんなありがたいお話しが胸に響く訳もなく、ラジオを聞いているかのように右から左へと流れていくだけでした、、、^^;

ですが、当然とばかりにそのツケが私の元に回ってきたかのように、小さなお孫さんたちのお世話をしているおじいちゃんやおばあちゃん達の微笑ましい光景を目にする度に、ようやく、あの時の言葉の意味が理解でき、夫婦2人だけで育児をこなさなければいけない私と主人にとっては本当に羨ましいことでした。

肩身の狭い子育てママの海外お仕事事情

アメリカって、子育てママに働きやすい環境が整備されているようなイメージがふんわりと私の頭の中にはあったのですが、実際のところはその正反対と言い切っても過言ではないほど、全く真逆なものでした。

日本のように出産育児金などの補助もなく、産前産後の育休制度も整えられていないので、産後2週間で仕事復帰するような話もめずらしい話でありません。

(AmzonやAppleのような大企業では、独自のサポートを行なっていると聞きました。日本の手厚い育休制度は、羨ましい限りです、、、(^◇^;))

なので、居住国を問わず、世界中の働くママさん達と一緒に「うん、うん、分かる〜!」と、仕事と子育てを両立させることの大変さは分かち合えるのではないかと勝手に親近感を感じています(笑)

働くママのあるある話しになってしまいますが、子供がちょっと風邪気味かな、、、という時に、

(学校をお休みさせた方が良いかな〜、、、

でも、、、

仕事がぁ、、、、、(;´д`))

と、心の中で葛藤を繰り返した結果、(学校へ行ってしまえば元気になる!)という当てのない根拠のもと、学校へ送り出してはみるものの、そんな時に限って嫌な予感は的中してしまうもので、、、

案の定、2時間後には学校から電話がかかり、そして、ため息混じりに電話にでると、

『〇〇くん、お熱があるので、

今、保健室で休んでいます。

お迎えに来てください、、、』

と、保健の先生から電話を受け取り、

『すぐに行きます〜〜〜(><)』

と、風邪気味だと分かっていながらも、子どもを送り出してしまった自分にも自己嫌悪に陥り、

さらには、上司に

『すみません、、、

子どもが急な発熱で、、、m(_ _)m』

と、頭を下げて会社を早退し、肩身の狭い思いと自己嫌悪に陥ったダブルパンチで意気消沈しながら職場を後にするというのはなんとも苦い思い出です。

(上司も子育て中の方であれば少しは伝えやすいのですが、全く子育てに理解を示してもらえない上司ともなると、なおさら肩身が狭いですよね、、、(´Д` ))

こうなると、翌日も学校に連れていくわけにも行かず、

”主人と私の

どちらが仕事を休むのか、、、??!”

という問題に直面することとなるのですが、しょうがないことかもしれませんが、パートで仕事をしている私が必然と休みを取ることになってしまいます。

(主人とはいえども病気の子を預けて仕事に出かけるのも気が気ではないので、実質問題からすると、選択肢はほぼない状態ですね、、、(^◇^;))

専業主婦に憧れていた私ではありますが、仕事を始めてしまうと、家事も子育ても忘れて没頭したくなってしまうタイプなので、仕事が手につかなくなってしまう状況は何ともいえないストレスでした。

(ほどほどに手を抜きながら仕事も子育ても両立できるとよいのですが、、、不器用なだけともいえます、、、(^^;;)

こうして、、、そんなストレスから解放されたい一心で、在宅で働くことへの夢は日々募っていくばかりでした。

アメリカ小学生のママはマネージャー?!

ブレーキのない車を運転しているかのように、仕事に子育てにと全力疾走していた私ですが、そんな中、気がつけば先日産まれたはずの我が子はあっという間に5歳の誕生日を迎え、義務教育が始まる年齢を迎えていました。

最初の1年は小学生になる前の練習期間のような感じではあるのですが、小学校に併設されている幼稚部へと通うことになります。

先にも述べた通り、とても高額なアメリカの保育園事情から解放されることとなる義務教育の始まりは、我が家のお財布事情からすると、まるで、時速150キロのジェットコースターを降りて足がようやく地に着いた時かのように、ホーッと一安心した時のような安心感でした。

さらに、フルマラソンのランナーで例えるならば、それは、早くも子育ての折り返し地点に到達したような気分になってしまうほどの達成感ですww。

(あっという間に成長していく我が子に、『ゆっくり成長してほしいな〜』と思う反面、経済面での負担が軽くなる幼稚園入学にほっとする、、、という、とても複雑な母心でした ^^;)

ですが、一見、早くも子育ての折り返し地点に立ってしまったかのような私でしたが、子育て事情で日本との大きな違いは、基本的には小学生でも学校への送迎は親が行うということです。

(州によって法律は違いますが、ハワイでは、子どもが徒歩で登校しても危険がないかは家庭の判断に委ねられています。)

学校の授業が終わる時間は幼稚園〜小学生まで一律で、午後2時30分に終わってしまうのですが、さらに水曜日は午後1時30分に終了という、日本の学校に比べると授業時間がとても短いのです。

日本の学童保育にあたるようなサービスもあるので、午後5時30分までは有料で預かってもらうこともできますが、日本のように小学生の子どもが1人で帰宅し、家でお留守番をするようなことはなく、公園で遊ぶ時やお使いも保護者が一緒です。

(日本に帰国した際に小学生が一人で歩いているのを見ると、やっぱり日本は安心な国だなぁ〜と、ほっとします(*^^*))

また、子どもの習い事に熱心な保護者も多いのですが、習い事に通う際も子どもたちが自分で通うわけではなく、送迎は全て保護者の役目です。

(サッカー、野球、テニス、水泳空手、ピアノ、ウクレレ、など、ハワイにも色々な習い事があります ^^)

もはや、保護者とは人気なテレビタレントを抱えるマネージャーさんのように、子どもたちの送迎に日々追われている状態です (^◇^;)

習い事に力が入る理由の一つには、何か特技を身につけておくことで大学の奨学金がもらいやすくなるというアメリカの大学事情もあるようです。

(有名な私立大学ともなると学費に年間700万円は必要と言われ、高額な学費を学生ローンで支払い、大学卒業と共に、多額のローン返済に追われるという学生さんも少なくないようです、、、(;´д`))

とはいえ、子どものうちに自分の好きなことを見つけて欲しいと願う、そんな切実な親の想いは世界共通なのだと思います(*^^*)

話は少し戻りますが、小学生の子どもたちの送迎は、とにかく親の役割りとなっているのですが、それは言い換えてみると、日本の小学生のように子どもたちが自由に歩いて出かけられるほど、治安が良くないということなのだと思います。

これはめったにあることではありませんが、、、子どもとワイキキを歩いていたところ、明らかに事件と思われる立ち入り禁止用の黄色いテープで道が封鎖され、いつもとは違った街の様子にただ事ではない雰囲気を感じたのですが、警備にあたっていた警察の方に恐る恐る事情を聞いてみると、近くで銃の発砲事件があったと聞き身震いした経験もあります。

また、コンビニでトイレを貸してもらえることはないですし、マクドナルドのトイレでさえ鍵がかけられており、誰でも自由に使えるようになっていないといことも治安の問題からだと思います。

なので、日本に帰国して小学生が自由に外出している姿を見ると(平和だなぁ〜)、、、と感じたり、コンビニのトイレが施錠されていないというだけの、ほんの小さな日常のワンシーンにホットさせられている自分がいます。

ではでは、『アメリカの人って過保護なの??』というと、そういうわけでもないのですが、日本とアメリカの高校での一幕を比較した45秒の動画が感覚的にとても分かりやすいと感じたのでよかったら見てみてください〜 ^^;↓

日本とアメリカ、高校の持ち物検査が違いすぎる!#Shorts
アメリカと日本では高校の持ち物検査のガチ具合が全然違います!学校ショートコント日常ショートコント日本VSアメリカあるあるシリーズ★アメリカの手荷物検査についてより詳しく解説している動画はこちら→★3人で作った本が出版されました!購入はこちらから↓↓↓本屋さん...

*州ごとに法律が違っており、ハワイでは個人が銃を所持することは認められていません。

アメリカの夏休みは○ヶ月!帰国ラッシュ

子どもたちが学校に通っている期間も送迎などで忙しい毎日ですが、お仕事をしているママの悩みの種といえば学校のお休みもその一つですよね、、、?

ハワイの公立学校もお休みが多く、基本的に子どもを家に一人でお留守番をさせるということはできないので、学校が休みの度に子どもを預けたり、お友達に預かってもらうようお願いしたりすることになります。

しかも、子供たちが楽しみにしている夏休みは6月と7月の丸々2ヶ月という長期休暇で、さらにその間、学校からの宿題もありません。

それに加えて秋休み、冬休み、春休みと、お休みがたくさんあり、子供達は喜びますが、働くママにとっては毎回悩みの種です。

(夏休みは、ハワイ州が運営する夏のプログラムも開催されており費用も抑えられたのですが、それ以外は学童保育のようなサービスに1日約3500円を、お支払いをして仕事をしていました。T^T)

とはいえそんな、羨ましいばかりの2ヶ月間の夏休みは、海外在住者にとって長期で日本に帰ることができる大チャンスでもあり、夏休みに入るとすぐに始まるのが、、、”日本への帰国ラッシュ”です。

それはただ単に日本への里帰りというわけではなく、日本語教育に熱心な海外在住ママたちにとっては、本場で日本語に触れさせることができる絶好のチャンスなのです。

また、日本の小学校は、一時帰国中の海外滞在者を短期間受け入れてくれるという、母国の温かさを感じずにはいられない素敵な教育制度を利用し、ハワイの夏休み期間である6月と7月の2ヶ月は日本の学校に通わせるという家庭も多いです。

(日本の愛情たっぷりの給食は、一時帰国して、日本の小学校に通う子どもたちの楽しみとなっています♪ 栄養バランスまでしっかり考えられた日本の給食って本当に素晴らしいですね(*^▽^*))

もちろん仕事をしている私は、2ヶ月なんて長期休暇を取ることはできず、全てを手に入れることができないことは重々承知しつつも、夢は持ち続けたいと、自由への夢はここでもさらに膨らむのでした。
(短期でも学校に通わせてくれるので、我が家は2週間ほど日本の小学生体験をさせてもらいました (*^^*))

太平洋のど真ん中にある小さな島

ここまで、ハワイで奮闘中の子育て事情をお伝えしてきましたが、頼れるはずの家族は遠い海の向こうという、改めて世界地図を広げてみると、私はこんな太平洋のど真ん中に暮らしているのね、、、と不安さへ感じてしまいます(^◇^;)

(地図上で見ると、太平洋の海の真ん中にある”こんなところにポツンと一軒○”状態です、、、^^;)

それは、子どもを気軽に預かってもらえたりという日常のサポートがお願いできないというだけではなく、逆に、日本の家族に何かあった場合でもすぐに駆けつけることができない距離なのです。

例えば、緊急な場合に日本に帰国するとなると、飛行機を予約して約7時間前後の飛行時間。

そこに大切な仕事が入っていた場合、その仕事を引き継いでもらえる方を探し、、、

そんな行程を考えただけでも大変な道のりですが、さらには、いざ日本に帰国しようと思ったところ、うっかりパスポートが切れていた、、、

なんて話も実際にあったお話しなので、常日頃の備えというものは海外生活において本当に大切なことだと思います。

私はおばあちゃんっ子でもあったのですが、大好きな祖父母が亡くなった時もお葬式に参列できませんでした。

ですが、日本に帰る際には今度またいつ会えるか分からない家族との時間を大切に、

『今できることは、

今やる!』

と決めて、後悔することのないような時間を過ごすようにしています。

さらには、新型コロナの影響で気軽に日本に帰国することさえできなくなってしまった今、

海外生活とはそれなりの覚悟が必要だということを痛烈に感じています。


 

一見華やかに見える海外生活かもしれませんが、蓋をあけてみると、日本で主婦をしているあなたと変わらない日常生活を送っており、むしろ、今まで普通に何気なくあった日本での暮らしや、家族、同級生たちにいつでも会える距離で生活するということがどんなにありがたいものだったのかということを痛感しています。

ですが、だからこそ”今できることを大切にしたい”、そんな思いで毎日を過ごせるようになったことは、今の私のエネルギーの源になっていることは間違いありません。

あなたは今、あなたの人生の中でどんなことを大切に過ごしていますか?

普段の生活に埋もれ、自分のやりたい事をつい後回しにしている時ってありませんか?

『ママでも金!』

かつて柔ちゃんが言い切った、あの名言のごとく、

(女子柔道選手が、ママになり、ママになってもまた金メダルを取るぞ〜!と誓った名言です(≧∀≦))

『ママになって忙しくなったから

金メダルが取れなくても

しょうがないよね、、、』

と、私だったら格好の言い訳材料ができたと思いそうなものですが、、、どんな状況でも妥協しない、前向きな人生ってカッコいいですよね♪

海外に住んでみたからこそ分かった理想と現実のギャップは大いにあるのですが、だからこそ、自分に限界を感じるのではなく、ママでも挑戦し続けられる自分でいたいなぁと思います。

あなたの未来もあなた次第です♪


 

次回のお話し♪

ハワイに移住したからこそ感じた、キラキラハワイの裏側に潜んでいる実態とは?!

気になるハワイのお仕事事情についても綴っていきたいと思います♪

(つづく)

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