ハワイ出産のあとに待っているのは、子育てママのバイリンガル教育事情♪
海外での大変な出産事情さえ乗り越えてしまえば、
大自然
に恵まれたハワイでの子育てはとてもありがたく、近くの公園までお散歩しては、木陰で穏やかな時間を過ごすことができました。
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そんなのんびりした日々も束の間、海外在住ママを次に待ち受けているのは、、、

我が子に
日本語を教えたいっ!
という、日本では英語教育に熱が入る方ママも少なくないと思いますが、海外では、その反対の教育事情が待ち受けていたのです。

海外に住んでいると、子どもは英語も日本語も覚えられていいよね〜♪
と、よく日本に住んでいる家族や友人に言われることがあるのですが、実は、海外在住の日本人ママたちにとって、我が子に日本語を習得させるということは海外生活で最大の
”ミッション”
と言っても過言ではないほど、とても大変なことなのです。
それはなぜかと言うと、ママが日本人だからといって、子供が自然に日本語を習得できるわけではないからなのです。
日本人の多いハワイでは、日本語教室や親子クラスと、様々な日本語クラスが開催されており、とにかくどうやって日本語に触れさせようかと私も必死で、家の中でもできるだけ日本語に触れられるようにと、我が家も『アンパンマン』のDVDには大変お世話になりました♪

幼稚園児から中学生までの日本語補修校も、土曜日に開校されています。
たとえ、日本語で会話ができるようになったとしても、今度はひらがなを教えなければなりません。
バイリンガル子育てに直面して改めて日本語と向き合い、そして私が思い知らされたことは、、、

難しい
という一言でした (;´д`)
それは、ひらがな・カタカナ、までは、なんとか覚えることができたとしても、次に待ち受けている未知数の漢字、さらには、音読み訓読みと、それはまさに出口のないトンネル状態。
普段、何気に日本語を使っている日本人の1人としては、日本語の奥深さに全く気づいていなかったからなのです。
なんとか日本語が理解できても、我が子の師匠は、あの『ルー大○』さん??!
しようぜぇ〜〜♪♪♪』
なんて、英語と日本語が自由に入り混じった、あの、

ルー語 ??!
にさえ負けず劣らずな会話が、我が家では日常茶飯事に繰り広げられていますww

これは私が、日本語教育を途中で挫折してしまった結果です、、、(^◇^;)
バイリンガル教育で気をつけたいことは?!ハワイ移住で感じた自分のアイデンティティー
バイリンガル
教育
に必死な海外子育て事情ではありますが、海外に住んでみて、バイリンガル教育について私なりに感じたことがあります。
それは、英語でも日本語でも、まずは、母国語を身につけなければ、子供の
”アイデンティティー”
があやふやに成りかねないという点なのですが、それはどういうことかというと、、、
例えば、、、
中学生まで日本で過ごし、そして海外に留学してしまった場合、アメリカの生活に馴染むために英語中心の勉強が始まりますよね?
早く語学の勉強を始めた分だけ、ネイティブに近い発音ができるようになるかもしれませんが、母国語の日本語が中学生で止まったままとなると、例え、英語が流暢に話せるようになっても、英語が母国語になるわけではなく、
中途半端で、、、』
と、日本語にも英語にも100%自信がないという方の声を実際に聞き、

母国語をしっかり身につけることの大切さ!
を肌で感じたのです。
小さな頃から英語に触れることは母国語を妨げることにはなりませんし、とても良いことだと思いますが、留学という点で考えると、母国語もしっかり学んだ高校生以降が理想的なのかな、、、?というのが、私の個人的な感想です ^^
実際に、アメリカで子育てをしている日本人ママさんの中にも、子供が英語を母国語として認識できるように、
あえて
日本語を
教えなかった
という方にもお会いし、バイリンガル教育にも様々な考え方があることを知り、私自身考えさせられました。
とはいえ、私が留学したのは26歳の時だったのですが、10代で留学していた学生たちの英語は羨ましいほどに発音が綺麗で、もちろん、やる気がなければ何も習得することはできないのですが、発音とリスニングに苦労した私としては、10代と20代の間に憚る見えない壁を感じずにはいられませんでした、、、。
ハワイでの出産からバイリンガル教育事情までを書き綴らせて頂きましたが、生活事情が違う海外での出産や子育ては、改めて振り返ってみると、私の人生において大きな挑戦だったなぁ、、、と思います。
実は、私が留学中に通ったコミュニティカレッジでは、高校を卒業したばかりの若者が多かったものの、クラスメイトの中には、夜は、寿司職人としてお仕事をされている50代の日本人男性(玄さん)や、60代後半の日本人女性もいらっしゃったのですが、

人間、一通りいろんなことを経験したら、また勉強したくなるものなんだよ〜!
と、寿司職人のMさんがさりげなくお話ししてくれたその言葉の意味を、その時には深く理解することができませんでした。
ですが、私も、結婚、出産、子育て、と様々な経験を経て、歳を重ねていく中で、あの時Mさんが話してくれた言葉をふと思い出し、

人生に挑戦し続けられるって素敵なことなんだな〜
と、今では心からそう思えるようになりました。
例え、昨日まで平穏無事な日々を過ごすことができていたとしても、世界中の誰もが予測だにしなかった新型コロナ問題や自然災害など、私たちの
挑戦
は、これからも永遠に続いていくのだと思います。
出産を通して、生命の尊さを学び、そして自分に与えられた限られた時間の中で、悩み、考え、時には苦しみつつも、常に私たちに求められる
”人生の選択”
が誇れるものであるように、これからも挑戦し続けたいと思います。
あなたはこれまでの人生を振り返ってみて、

こんなことしてみたかったな〜♡
とか

将来、こんなことしたいな〜♪
ということが、ぼんやりでも頭に思い浮かびあがってくるものがありますか?
もし、頭に思い浮かぶことがあれば、ちょっと紙に書き出してみられてください。

今からでも、やってみよう♪
と思えるものや、あなたの人生で本当にやり遂げたかったことが少しずつ明確になってくるのではないかと私は思います (*^^*)
(つづく)
次回のお話♪ 次回は、 子育てと仕事の両立の壁は 世界共通?! そんな海外での 子育て奮闘記を綴って 書かせて頂きたいと 思います♪
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