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【第１話】
ハワイ移住の現実で気づかされた本当の幸せ
〜海って何色？〜 |
ハワイ移住を決意、そして飛行機の中で神様と、、、
ミーハーな人”
芸能人の行くところ
案外、こんな風に思っている方もいるようですが、何を隠そう当時20歳だった私もその中の１人でした(^^;
お正月にハワイに行く芸能人をワイドショーで見ても、まるで無関心。
むしろ、アンニュイな雰囲気を醸し出すアジアの国々にそこはかとない魅力を感じていました。
それなのに、、、
ある日、私の人生は一瞬にして軌道修正されることとなったのです。
当時の私は、お年頃だったということもあり、お話するだけでドキドキしちゃうような憧れの年上男子、
（※登場人物は仮名で、日本の方です ^^;）
という存在に、心踊るような日々を送っていたのですが、そのリチャードくんの
良かったヨォ〜♪
という、彼のその何気ない一言を聞いてしまった瞬間、、、
私も行ってみよう〜♪
と秒決(笑)
そして、何かに導かれるようにハワイを訪れたのです。
ハワイに興味があったわけでもない私でしたが、開かずの扉でも開けてしまったかのように、ハワイに到着後わずか3分で、私の心はハワイに奪われてしまったのです。
（カップラーメン並です ^^;）
飛行機を降りたと同時に感じた、あの南国特有のモワッとした空気感。
着ていたお気に入りのジャケットを脱ぐと、体の芯からまるでフワフワ空に浮かび上がる風船のように軽くなり、そこですかさず、
『アロハ〜♡』
と、声をかけてくれる超脱力系な空港職員さん達の笑顔が良い感じに異国感を演出。
職員さん達のリラックス感は、日本の空港では考えられません、、、^^;
と、窓の外に目を向けると遠くで風になびいている椰子の木たちが、まるで私に向かって手を振っているかのような錯覚まで起こしてしまうほどでした。
というわけで、ハワイ到着後３分で完全ノックダウンしてしまったのです ww
ボクサーだったら、鼻血を出してカウントダウンが始まっている状態です (*^^*)
初めて見たワイキキの海は太陽が眩しいほどに光り輝き、無数の宝石がキラキラとちりばめられているようで、初めてチョコレートを口にした子供のように無邪気に目を丸くし、思わずこぼれ落ちてしまう笑顔。
白い砂浜には、女子の私でさえ目のやり場に困ってしまうほどの超Sexyなビキニのお姉さんたちが太陽の日差しを全身に浴び、それはもうまさに映画のワンシーン。
海外のおばあちゃま達が堂々とビキニを着ている姿も、これまたカッコいいんですよネ〜(≧∀≦)
普段からとにかく単純な私は、なんでもすぐに信じこんでしまい、騙され易く、危険なタイプではあるのですが、20歳になったばかりの私には、初めて見たワイキキビーチの光景がよほど衝撃すぎたのか、
ハワイに住めば、
もれなく”幸せ”がついてくる
という、思考回路が作動してしまったのです。
お菓子を買ったらおまけがもらえるという、グリコのお菓子感覚すネ、、、^^
楽しい時間は夢のように過ぎ、そろそろ旅行も終わりに近づこうとしていた日のこと。
信じられないかもしれませんが、まるで巨大隕石が突如目の前に落ちてきたかのような、たった3分の出会いに、私の人生は大きく左右されてしまうこととなったのです。
私の人生の中で忘れられない出逢いとなったこのあたりのお話は、第2話で登場します♪
そして、日本へ帰国途中の飛行機の中で、神様とある”約束”を交わしたのです。
今でこそ、
”引き寄せの法則”
について書かれた本をたくさん読みましたが、その本の中で書かれているようなことを無邪気なままに行い、そして無意識に
”宇宙オーダー”
を投げてしまっていたようなのです。
そんな私が飛行機の中で行ったこととは、、、
それは、
”誓約書を書く”
ということだったのですが、その誓約書に書いた内容は、、、
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3年後にハワイに住む
by: リリコ
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しかも、それは飛行機の中という、神様に最も距離感が近いであろう場所での誓いだったのです。
こうして、私の
”プロジェクト”
は、神様と契りを交わした旅行の翌日から、早速始まったのです。
旅行から帰って１週間ほどは魂をハワイに忘れてきてしまったかのような私でしたが、とにかく英語づけの毎日が始まりました。
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・押入れの奥に眠っていた中学の
英語の教科書を探しだし、勉強開始 ・英会話学校へ通い始める
・テレビも音楽もできるだけ英語のものに変更
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一見、アメリカナイズされてしまっただけの若者のようでもありますが、それだけでは終わらず、
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・永住権の抽選に応募
・ハワイの某有名ホテルに履歴書を送付
・ハワイに住む方法を日々模索
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と、サッカー選手も顔負けの絶妙なパスを出し続け、そして、紆余曲折しつつも6年半の月日を経て、ついに
”留学”
という形でハワイへ”帰る”こととなったのです。
夢のハワイ移住が現実に！ 永住権抽選プログラムでまさかの当選？？！
留学中の勉強は大変だったものの、暇を見つけて通ったワイキキビーチの透き通った水の中に足を浸すだけで、体の力は抜け落ち、それだけで幸せでした。
初めて訪れたハワイの海でボディボードを覚えてからというもの、日本の極寒の冬の海にさえウェットスーツを着て飛び込んでしまうほど、日本でもボディボードにはまっていた私は、
極寒の海から上がったあとの着替えって、、、辛いですよね、、、
今回、留学という名目のもとにハワイに来て、唯一急いで購入したのはボディボード（笑）
ビーチに通う度に顔馴染みも増え、海の中で井戸端会議のように始まる世間話は生きた英語の勉強にはうってつけの社交の場でした。
戻りたくても、もう、戻れない、、、
なんとも贅沢な時間だったということに、その時は気づく余地もありませんでした。
他に贅沢をすることはなかったものの、必要なものはお腹いっぱい与えられていたという喜びで貧乏学生生活も快適でした♪
そんな夢のように過ぎていった学生生活も終わりに近づこうとしていた時のことです。
留学する以前に夢を馳せて3年続けて応募し、そして玉砕し続けてきたあの、
プログラム
に友人が、
”当選”
したという話を聞いてしまったのです。
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”永住権抽選プログラム”とは、
アメリカの永住権を
毎年、抽選でプレゼント
しちゃうという、
なんともアメリカらしい
太っ腹なプログラムです。
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ほ、本当に当たるんだ、、、
と、実際に当選した友人を目の当たりにして、平常心を保ちつつも、私の心は雷に打たれたほど激しく動揺していました。
そして、それをきっかけに私も永住権抽選のプログラムに再応募してみることにしたのです。
半年
郵便ポストに届いた見覚えのないA4サイズの白い封筒にちょっとした恐怖感を抱きつつも、そっと封を開けてみると、、、
そこに記載されてあったのは夢にまで見た、
”当選”
の文字。
突然の知らせに夢と現実の判別さえつかなくなってしまった私は、その通知を何度も読み返しました。
こうして、
”永住切符”
は、ある日突然、私のもとへ郵送で送られてきたのです。
こうしてまさに、約10年の年月を経て、飛行機の中で契った神様との約束を果たし、私の
”宇宙オーダー”
は、見事！完結することとなったのです。
ハワイ移住＝幸せは成り立たない？！現実に直面したハワイ生活
振り返ってみると、夢を夢とも認識せずに常に全力疾走してきたように思います。
そして、ハワイに住むという夢を叶えた後は、憧れでもあった
・国際結婚
・子育て
という女性としての幸せも見つけ、新たなステージを突き進んでいくこととなるのですが、
ハワイ＝幸せ
（ハワイに住むことで必然的に幸せが訪れる）
そう信じこんでいた私の浅はかな考えが、ここから顕わになっていくのです。
日本に住んでいる友人や観光客の方には、
ハワイに住んで羨ましい〜
私もハワイに住みたいっ！
というようなことをよく言っては頂くのですが、私も、今、あなたが想像しているような
ハワイ生活”
を、当然のように思い描いていました。
窓を開ければ、どこまでも見渡せる地平線。
優雅にラナイで朝食をとった後は浜辺をお散歩して、ビーチでリラックス ( ´∀｀)
ハワイではベランダのことをラナイと呼びます ^^
サンセットタイムには綺麗な夕陽を横目に、ビーチサイドのバーでお気に入りのカクテルを1杯♪
な〜んて、うっとりしちゃうような光景ですが、こんな生活はもはや私にはおとぎ話の世界 (^^;
夢を叶えること”だけ”に全神経を注ぎすぎていた私は、
お金なんて、必要な分だけがあれば大丈夫♪
と、物価高のハワイにも関わらず妙に楽観的で、アメリカンドリームを匂わせる大富豪とはもちろん無縁の生活を送っていました。
あなたの夢を壊してしまうようで大変恐縮なのですが、結婚後の私は
節約・倹約
大好きで、使える割引は全て使いこなしてしまうという、そこらの主婦にも負けない主婦の鬼と化したのです^^;
（ちょっと大袈裟に表現してみました、、、( ´∀｀))
実は、専業主婦に憧れてはいたものの、そんな優雅なことも言っていられないような状況に気づき、長い夢からようやく目覚めた私は、現実を受け入れざるを得ない状況に陥り、ハワイで出産を経験した1年後、とうとう働く決意をしました。
ですが、そんなごく普通の主婦に待ち受けていたのは、なんとも言えないハワイの
子育て事情
だったのです、、、。
アメリカって、子育てママに優しいイメージがなんとなくありませんか？
でも、海外から日本を覗いてみると
日本のママって大切にされてるなぁ〜
と、羨ましく思ってしまうほど、アメリカは子育てママに優しい国ではなかったのです。
そして、これは世界共通？！働くママの永遠の悩みなのではない かと思うのですが、
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子どもの急病
学校の急な休校
学校行事やお手伝い
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特に、仕事中にかかってくる学校からの電話は恐怖でしかなく、そして肩身の狭い思いをしながら職場を後にしなければなりません。
そんな、日常に追われる生活環境では、ハワイにいることさえも忘れてしまい、
何色？”
そんな質問にさえ躊躇してしまうほど目の前でキラキラと輝いている海の輝きを忘れ、そして、
光輝いて見えてしまう
のでした。
夢を実現したからこそ分かった！ 私の人生で本当に大切なことは〇〇だった？！
”ハワイに住めば幸せになれる”
と、私の単細胞な脳がそう判断し、飛行機の中で神様と誓約を交わしてから15年。
ですが、、、
”ハワイに住む＝しあわせ”
という数式が成り立たないということを、年を追うごとに思い知らされるばかりで、
私の浅はかな計画を神様は最初から知っていて、そんな神様の掌の上を私はコロコロと面白いほどに転がっていたのではないかと、今となってはそう思わずにはいられません。
でも実はこれってないものねだりというか、逆に海外から日本に帰国した際は、
”感謝”
という、日本在住中には欠落していた
”愛国心”
がドバドバと滝のように溢れ出し、そして、
・コンビニ
・スーパー
・ダイソー
に行くだけで、あなたの1000倍はウキウキできちゃう自分がいます(笑）
この感情の裏側にはいろいろなことが隠されているのですが、とにかくここでお伝えしたいことは、旅行中のように”心にゆとり”のある環境だと、
変わってしまう
ということなのです。
そして、ようやく気付いた大切なことは”住む場所”ではなく
心のゆとり＝”自由”
だったということ。
さらに、自由を得るためには
”インターネット”
の世界しかない！
と、スーパーアナログ人間だったにも関わらず意を決して、
ブログの世界
へ飛び込むこととなったのです。
在宅で仕事ができるということは、子供の急病や休校もどんとこい！状態で、母としてこんなに安心できることはありません。
さらには2020年のコロナ禍の中
そして無限に秘めた可能性
をまざまざと見せつけられることとなったのです。
もちろんここでも紆余曲折、遠回りもしましたが、
憧れの
彼の一言で
ハワイに導かれ、
”ハワイ移住”
という夢を抱き
永住権当選で
夢は現実に。
夢が実現した
からこそ
気づかされた
真の幸せとは
”心の豊かさ＝自由”
だったということ。
そして辿り着いた
”３密”とは永遠に無縁の
”インターネットの世界”
振り返ってみると、これまでの出来事は予め計画されていた私の
”人生の青写真”
の上を、ただ真っ直ぐに辿ってきただけなのではないかと思わずにはいられないような出来事でした。
そして、
2.ブログ
と、私の”人生の青写真”に隠されていたであろうこの２つのキーワードに、長い年月をかけて辿り着くことができた私に、ご褒美の
ラッキー
アイテム♪♪
的な感じで、私のブログ人生には必要不可欠な
”大切な
出逢い”
を、これまた絶妙なタイミングで、神様がプレゼントしてくれたのです♪
もはや、”人生の青写真”は宝の地図と化しています。キーアイテムを次々見つけ出していく宝探しゲーム感覚です(^^;）
あなたにも、人生を変えてしまうような出逢いってこれまでにあったのではないでしょうか？
それは、人と人との出逢いだけに限らず、偶然開いた本のページや電車の中の広告に、自分へのメッセージではないかと思ってしまうような胸に焼き付くようなものであったり、、、
そういえば、
あの時、
あんな言葉に救われたなぁ〜、、、
なんて書き出してみると、案外、ほっこりさせられて楽しいですヨ(*^^*)♪
（つづく）
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【次回のお話♪】 今回は全体の
概要となるような
お話しを綴らせて頂きましたが、
次回は、私の人生を
180度変えてしまった
本ストーリーの
タイトルにもなっている
女神のおばちゃんとの
偶然の出会いを中心に
ストーリーを展開
していきたいと思います♪
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